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皆様から寄せられた質問に回答します
 

佐賀県はなぜ肝臓がんが多いのですか。

 
質問:(50代 男性、佐賀市)

佐賀県内では肝臓がんが多いのですが、食生活によるものでしょうか。それとも他の要因があるのでしょうか。また、その予防策はどうしたらいいのでしょうか。PETの県内での施設はありますか。

 
回答:(佐賀大学医学部診療准教授)

ご指摘どおり佐賀県は全国一肝臓がんによる死亡率が高い県で、その原因はC型肝炎ウイルスに感染している患者さんが多いためであることがわかっています。
肝臓がんの原因にはC型肝炎以外にB型肝炎,アルコール性肝疾患などもありますが、C型肝炎によるものが8割以上を占めています。
食生活などの生活習慣の乱れが直接肝臓がんを起こすことはありませんが、C型肝炎の患者さんがアルコールや鉄分を過剰に摂取したり、肥満になると発癌率が高まると言われていますので,注意が必要です。

予防策は肝炎ウイルスに対する治療が最優先であり、C型肝炎に対してはインターフェロン治療、B型肝炎に対してはインターフェロン治療や抗ウイルス剤の内服による治療法があります。
C型肝炎の場合、治療によりウイルスを根絶することができれば、肝臓がんを起こす危険性はほとんどなくなることがわかっています。もし抗ウイルス治療ができなかったり、不成功に終わった場合は、肝臓の炎症を沈静化させる肝庇護療法(注射や内服薬があります)を行なうことになり、この治療法も肝臓がんの発生率を低下させることが知られています。
当然飲酒や鉄分を控えたり、太らないように気をつけることも発がん予防には重要です。

PET検査に関しては,肝臓がんの場合他の臓器のがんに比べ、検出率が低いことがわかっています。そのため現在のところ肝臓がんの早期発見には使用されていません。(ちなみに県内にはPET検査が出来る施設はまだないと思います。)
肝臓がんの場合は、腹部超音波検査やCTまたはMRIの検査が早期発見に有効であることがわかっており、ウイルス肝炎などの慢性肝疾患の方は、自覚症状がなくてもこれらの検査を定期的に受けていただく必要があります。

 
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