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胃がん術後の食事で気をつけることは?

 
質問:(60歳代、男性、佐賀市)妻と2人暮らし

2年前に胃を全摘。食欲はあるが、食事の後は胃がもたれるので1時間ほど横になって休んでいます。膨満感がひどいです。時折、逆流や胸やけもあります。
整腸剤を飲んでいますが、下痢や便秘(兎糞状)になることもあります。食事はどんなことに気をつけたらいいですか。がん再発を防ぐ食事についても教えてください。

 
回答:(佐賀大学医学部一般・消化器外科講師 北島吉彦)

胃を全摘した場合にも、様々な胃切除後症候群が起こります。まず、お悩みのもたれ感ですが、前回の質問でお答えしたように食事療法の改善が最も大切です。暴飲暴食をさけ、少量頻回食を心がけましょう。さらに1回の食事に時間をかけることが大事です。
よくかむことで、唾液が消化を助けることになります。また、胃全摘後は消化不良になり、下痢になりやすくなります。とくに脂肪の吸収が悪くなるので白っぽい下痢が出やすくなります。
脂肪の多い食事を控えることや、消化剤を服用することで、ある程度の下痢は軽減できると思います。便秘も、水分不足や繊維の多いものを食べなくなると起こりやすくなります。適度な水分補給や食物繊維を心がけてとることが重要です。また、適度な運動も大切です。

胸焼けは、逆流性食道炎といわれる胃切除後症候群の一つです。胃全摘後の場合、食道にアルカリ性の十二指腸液が逆流して起こります。治療は、重症の場合再手術を行うこともありますが、保存的治療が基本です。就寝のときはあおむけで寝るようにして、上体を10~15°くらい高くすると逆流が起こりにくくなります。また、前かがみの姿勢を長時間続けないこと、ベルトを強く締めないこと、食後2時間以上たってから就寝することなどが逆流予防のため大切です。また、治療薬としては、粘膜保護剤、プロテアーゼ阻害剤などが有効です。

最後に、再発を予防する食事についてですが、基本的にはこれといった制限はないと思います。偏食せず、バランスの良い食生活をおくることが一番大切です。

 
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