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皆様から寄せられた質問に回答します
 

術後も腫瘍マーカーの数値が高い。どうしたらいいですか?

 
質問:(40代、男性、佐賀市)

胃切除後、腫瘍マーカーの数値が高いままです。どうしたらよいでしょうか。
  

 
回答:(佐賀大学医学部 一般・消化器外科 矢ヶ部知美【がん治療認定医】)

腫瘍マーカー値が高い胃がんに対して胃切除術が行われた場合には、腫瘍マーカー値は手術後に低下、もしくは改善することが多いです。

しかし、必ずしも全ての患者さんにおいて腫瘍マーカーが低下するとは限りません。
画像上は診断が困難な、潜在的な他臓器への転移巣ある場合に高値が持続することもありますし、腫瘍マーカー高値が持続しているにも関わらず、長期間経過観察していても、再発、転移を認めない患者さんもいらっしゃいます。

逆に、腫瘍マーカーは正常値であるにも関わらず、再発を来す患者さんもおられます。
当院で根治切除を行った胃がん患者さんの14.3% (24/168)で、再発がないにも関わらず手術後に腫瘍マーカーが上昇していたことが追跡調査の結果判明しています。
この結果が示す様に、腫瘍マーカー検査は、多くの検査の1つとして行うもので、決して腫瘍マーカー値のみでがんの存在、病態の悪化および回復を判断できるものではありません。

再発診断は血液検査、画像を用いた検査、身体所見等を総合的に判断して医師が行います。
もしも、手術を行った医師が手術中の所見や、切除を行った病変部の病理組織診断結果等から再発の危険性が高いと判断している場合には、再発予防を目的とした術後補助化学療法を実施することが一般的です。

主治医へ現在の腫瘍マーカー値をふまえて、再発の危険度、治療の必要性についてどの様に判断しているかお尋ねになられてみてはいかがでしょうか?

 
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